世界三大食肉の中で、Lesson2では牛肉、Lesson3では豚肉を学習しましたね。
今回のLesson4では、鶏肉について学習し三大食肉の理解を深めて行きましょう。
まずは、「鶏肉はいつ頃から食べられるようになったのか?」などの鶏肉の歴史を学んでいきます。
鶏肉は最も古くから食べられていた食肉!

鶏肉は今から4,000年前の中国では既に食肉として利用されていました。
紀元前700年には鳥は家禽肉として一般的に普及しており、とても歴史のある食肉の一つです。
厳密に言えば「魚肉」も鶏肉と同時期から食べられていましたが、
食肉の中では最も古いのが鶏肉です。
日本に鶏肉がやってきたのは弥生時代(紀元前300年)で、
化石などの出土を鑑みると、現在の九州地方が日本最初の鶏文化であろうと言われています。
ところで鳥は今では「ニワトリ」と呼ばれているのが一般的ですが、その名前の由来はどこにあるのでしょう。
「ニワトリ」=「庭鳥」はちょっとだけ違う!

「ニワトリ」と聞くと「庭の鳥」を思い浮かべることでしょう。
実際の由来もその通りで、「庭の鳥」「庭にいる鳥」という意味の「ニハツトリ」から
「ニハツトリ」の「ツ」が落ちて変化した語だと言われています。
大和時代から奈良時代において残された古事記や日本書紀においては、
ニワトリの泣き声が「カケ」と聞こえていたことから、「カケ」の枕詞として「ニハツトリ」が使用さていました。
鎌倉時代から「鶏卵」もメジャーな食べ物に!

鎌倉時代になると、養鶏は一般的な文化として広まりました。
その頃には「鶏卵」に栄養があり、味が美味しいという評判が広まり
「卵を生産する為に鶏を飼育する」という文化が始まりました。
江戸時代には、風邪をひいた時に滋養を促進する食材の一つとして卵がさらに広まり、
行商人が卵を売る姿もちらほら見られるようになりました。
インターネットのない時代で「広まる」という事がどのようなものなのかは
想像が難しい部分もあると思いますが、
今でいう「口コミ」で受け取る情報が生活の質を大きく変える時代であった為、
人々は特に健康面においては噂への信用が重要でした。
そのような時期を経て、現代では風邪をひいた時に
卵のお粥を作る事が当たり前になっているなど、卵への信頼は一層強くなっています。
以上が鶏肉や鶏卵の歴史となります。
続いてのページでは、鶏肉の枝肉部位を学んでいきます。
鶏肉にしかない「翼」の特徴や栄養素にも注目しましょう。