鶏肉の副生物は「焼き鳥」として多く親しまれているので、
「これは枝肉ではなく副生物だったのか」などの驚きもあるかと思います。
是非「この内臓がこの部位だったのか」など、自分の中での知識をまとめる場として活用していきましょう。
鳥の内臓!胃、肝臓、心臓の呼称は何?


鳥の胃は砂肝と呼ばれ、コリコリとした食感が焼き鳥から炒め物、燻製まで人気です。
タンパク質を多く含む部位で食べ応えのある食感のため、ダイエットにも多く使用されます。
鳥は消化器官が発達していないため、
砂肝の中にある砂に食べ物を潰すための役割を与えて消化の手助けをしています。
レバーは鳥の肝臓。
栄養価は鶏肉の中でも随一ですが臭みが強く血抜きには注意が必要です。
香味野菜と一緒に調理をして煮込むと美味しく仕上がります。
鳥の心臓であるハツは、クセがなく食べやすい内蔵です。
心臓の上部は脂肪が多く含まれており、
下部にはビタミンAなどが多く含まれていて免疫力の低下防止に効果があるとされています。
焼き鳥でおなじみ!軟骨、皮

ナンコツは鳥の胸骨であり、数ある鶏肉の部位の中で最もカロリーが低いことが特徴です。
唐揚げや焼き鳥として多く親しまれていますが、
つくねやハンバーグにしても美味しい部位になっています。
皮は焼き鳥や玉ねぎ・ポン酢と合わせた「鶏皮ポン酢」と言った料理が有名です。
脂肪が多いので鶏皮は捨ててしまう、という方も多いようですが、
旨味の強い部位でコクを出すために大きく貢献する副生物です。
少し変わり種!卵巣、がらも美味しい!

鳥の卵巣であるキンカンは卵の黄身のような見た目をしており、焼き鳥では「ちょうちん」と呼ばれます。
潰れないように調理する必要がある一方で加熱しすぎると固くなってしまうので
なかなか家庭では扱いが難しい素材でしょう。味は濃厚で旨味が詰まっています。
首から腰までの骨をまとめて「がら」と呼び、
コラーゲンやビタミンと言った栄養がたくさん含まれる鶏ガラスープは食卓の定番中の定番。
弱火で煮込むと透明に、強火で煮込むと白濁したスープになります。
鳥の副生物は焼き鳥で聞いたことがある名前が多いと思いますが、
どこの部位だったかを完璧に把握している人は少ないのではないでしょうか。
今回の講座でしっかりとどの部位がどの名称なのかを身につけておきましょう。
続いては、鶏肉の代表的なレシピや料理のコツをご紹介します。