Lesoon5-3 猪肉

前回のページでは、鴨肉の歴史や特徴などについて学びました。
近年鴨肉は、結婚式の会場料理などでもよく目にする食材になっていますよね。

今回のページでは、「猪肉」についての知識を深めましょう。

豚の先祖!猪肉の歴史は旧石器時代から

猪は、旧石器時代から狩猟の対象として扱われていた、とても歴史のある動物です。

この猪は「豚の先祖」。
猪を品種改良した結果、豚が誕生しています。

ちなみに「イノブタ」と呼ばれる、猪と豚が交配した種も存在しています。
このイノブタは畑を荒らしてしまうこともあるので少し厄介者の一面もあるのだとか。

猪は豚に比べるとより濃厚な味わいですが、基本的な風味は似ています。
猪の方が筋肉量が多いので固めの肉質となっています。

猪肉は現代人に必要な栄養素の宝庫!

実は猪肉に含まれている栄養素はとても豊富です。
人の成長に欠かせないものばかりな一方で、カロリーは低く低脂肪。

猪肉は、牛肉、豚肉などの一般的な食肉に比べ、カロリーが低く、タンパク質が多いのです。
そして何と言ってもビタミンB類が豊富に含まれています。

疲労回復や皮膚の健康、新陳代謝を促すとされているビタミンB1・B2は豚肉の4倍と好スコア。
鉄分も多く、現代人にぴったりの肉と言えるでしょう。

猪肉を使用した「牡丹鍋」

猪肉を使用した代表的な料理に、牡丹鍋があります。

江戸時代には、貴族の間で牛肉の鍋が流行していましたが、
当時の牛肉は庶民には手の届かない値段であったこともしばしば。

そんな中で牡丹鍋は安価な猪肉を使用して作られた鍋であり、庶民の間で流行していました。

現在では兵庫県の丹波篠山地方の郷土料理として知られています。


ヘルシーで栄養価の高い猪肉は毎日でも食べたい食肉ですが、
現在はなかなか手に入らないのが悲しいところですね。

続いてのページでは、鹿の肉についての歴史やレシピを学んでいきましょう。