このページから始まるLesson6では
ハムやソーセージなど、食肉を使用して作られる
「加工肉」のプロフェッショナルを目指して学んでいきましょう!
今回のLessonでは、加工肉がどのようにして誕生したのかという「歴史」に迫りましょう。
ハムはヨーロッパから!香辛料で一気に増えたハムの歴史

ハムは歴史上、香辛料の流行と非常に密接な関係があります。
十字軍の繁栄によりハーブや香辛料などが多く持ち込まれた中国やヨーロッパでは、
当初は生で保存するのが難しかった肉を長期間保存する事が可能になりました。
これに伴い、香辛料を用いて様々な種類のハムを作り置きするという発想が普及したのです。
日本へハムが伝わったのは意外と遅く、幕末に長崎へもたらされました。
当初、日本においてはハムは高級品として庶民の口に運ばれる事はほとんどありませんでした。
次第にハムの量産が可能になってくると、
ロースハムを中心とした安価なハムが家庭でも親しまれるようになったのです。
ソーセージは紀元前から存在した!?メソポタミアが発祥?

ハムと比較して、ソーセージは肉を腐らせないための非常に合理的な保存方法であったことから、
紀元前より複数の地域で作られていたとされています。
腐らせないだけでなく、料理には適さない肉の切れ端を腸詰めにする事で主食とする事ができたため、
古くからその加工法は信頼され普及していました。
中でも最も古くからソーセージを作ったのは、
大きな川の流域に文明が栄えたと言われているメソポタミア地域と考えられています。
ベーコンは海賊が作った!?

ベーコンはハムやソーセージなどと違い、「海の上の保存食」として誕生しました。
航海士や海賊など「長期で海の上に滞在しなければならなかった人たち」が肉を保存する方法は、
塩漬けにした肉を炙って保存食にするというものでした。
薪を使用して炙っていた中で、煙でいぶすと美味しくなるという
「薫製」の概念が生まれ誕生したのがこのベーコンなのです。
現代のベーコンはハムと同様に水分を含んでいるイメージが強いですが、
当時のベーコンはカリカリで水分が全て飛んだものを指していたようです。
続いてのページでは、「ハム」の豊富な種類を学びましょう。
加工肉と一口に言ってもその種類は様々です。