下ごしらえを学んだ後は、肉の調理において最も重要と言っても過言ではない
「焼き加減」についての知識を身につけましょう。
それぞれの食肉ごとに焼き加減のコツは少しずつ異なるため、
一つ一つ確認していきたいと思います。
まずは牛肉からチェックしていきましょう。
牛肉の焼き加減

肉の脂質は加熱によって溶け出します。
それに伴ってエネルギーや脂質は減少し、ヘルシーになると共に「肉汁」が閉じ込められていない場合は味が少し落ちます。
特に牛肉のサーロインの場合、網焼きでは18%、
フライパン焼きでは11%程度のカロリーオフになります。
牛肉は、さっと強火で焼くことがポイントです。
短時間で肉の表面のたんぱく質を焼き固め、中のジューシーなおいしさを封じ込めるのがコツです。
弱火で焼くと、肉のたんぱく質が早く凝固せず肉汁が流れ出て、
せっかくの肉のうま味成分が失われてしまいます。
豚肉の焼き加減は「脂身と焦げ目」がポイント!

豚肉の焼きは「最初に脂身だけを焼き、最後に強火で焦げ目をつける」事を意識しましょう。
特に、厚切りにしたポークステーキなどを作る際は、豚肉の脂の焦げや
香ばしい香りが加わることで旨みが倍増し、味や食感にギャップやメリハリが生まれます。
強火で両面をそれぞれ15秒ずつ焼き、表面に焦げ目をつけると香ばしさが増します。
もし自宅にガスバーナーがあれば、両面をさっと炙ってもいいでしょう。
鶏肉の焼き加減は「フタをしない」がポイント!

鶏肉に限らず、肉類は焼きすぎると硬くなってしまうものです。
食感はパサパサとしてしまい、美味しい味付けであっても
食感のせいで不味く感じてしまうこともしばしばあります。
鶏肉1枚をフライパンで焼く時、多くの方は、早く熱を通そうとフタをしますが、
フタをすると密閉されて対流熱が出るため、中の空気が温まり肉の表面だけが白くなるので、
外からではどのくらい熱が通っているのか分かりません。
フタをしない場合は、炎からの熱だけで過熱されるので、焼き色の境目がはっきりと現れます。
これを目視で見極めることができ、ベストの焼き加減が可能になります。
フタをしないことで、蒸し焼き状態にならず、皮がパリッと肉はジューシーに焼けるのでオススメです。
特に鶏肉はフタをせずに、弱火でしっかりと仲間で火を通しましょう。
続いてのページでは、肉と相性の良い食べ合わせやその理由を解説します。
一般に言われる「玉ねぎと豚肉は相性が良い!」などの理由は一体なぜなのでしょうか。
しっかりと学んでいきましょう。