「ポワレ」と呼ばれる基本的な調理方法がジビエに適しているということは、
前回のページで理解できたかと思います。
今回は、ジビエ料理を盛り上げるために行われている「ジビエ料理コンテスト」について説明します。
「ジビエ料理コンテスト」って何?

ジビエ料理を世間一般に浸透させるため、
日本ジビエ振興協会と呼ばれる協会は様々な料理活動を試みています。
その取り組みの1つが「ジビエ料理コンテスト」と呼ばれるものです。
引き締まった肉質を持つジビエを世の中に広げていくため、協会はコンテストを定期的に開催しています。
このジビエ料理コンテストでは、応募された料理を審査し結果発表を行うタームと、
実際の料理の試食もできる授賞式のタームの2つが行われています。
受賞者は自分の調理したジビエ料理への熱い思いを語ることで、
さらにジビエについての理解を深めることが目的とされているのです。
授賞式が終わるとそのまま受賞した料理を実際に食べる試食会も開かれています。
各参加者が工夫を凝らして作ったジビエ料理が並んでおり、
その料理を楽しみながらジビエ料理への見解を深めることができます。
また、普段なかなか交流が生まれにくい審査員と受賞者との交流ができる場ともなっているので、
ジビエの今後についての貴重な意見交換も可能になっています。
ジビエ料理コンテストでは、どんな料理が入賞しているの?

このジビエ料理コンテストは2021年現在第5回まで開催されていますが、
2022年の開催は現時点ではまだ公表されていません。
1人でも多くの消費者に気軽に、美味しくジビエ料理を身近に感じてもらうというコンセプトを基に、
これからも定期的に開催されることが想定されています。
第5回のコンテストの入賞者農林水産大臣賞では、
猪肉を使用した刀削麺四川風麻婆猪肉刀削麺が最高賞を受賞しています。
その他にもエゾシカの角煮、エゾシカの薬膳ルーロー飯や
紅ボールシチューなどの珍しいレシピが入賞しています。
ジビエの料理は調理するのが難しい反面、話題性も高く様々なメディアで取り上げられています。
このジビエ料理コンテストは、基本的にはプロを対象にしたコンテストです。
一般の消費者に向けてアイデアをプロが再現することで
家庭でも再現可能なレシピであるかといった評価項目も重視されているのが特徴です。
ただし、参加自体はプロを目指す学生や主婦といったアマチュアでも可能になっており、
家庭料理部門や給食のアイディア部門など様々な料理の応募がされています。
以上、ジビエ料理コンテストと呼ばれる
ジビエ普及のための取り組みについて紹介しました。
続いては、ジビエを用いた少し珍しいレシピを学び、Lesson9の学習は終了です。