これまで牛肉に関する様々な知識を学んできましたが、
今回のページではちょっとした「豆知識」として友達に話したくなるようなコラムをお届けします。
まずは、よく耳にする「こま切れ」と「切り落とし」ですが、実は全く違うものであることはご存知でしたか?
実は全く違うもの!「こま切れ」と「切り落とし」の違い

さまざまな料理に使えて便利な「こま切れ」と「切り落とし」。
「この2つの違いを説明できますか」と聞くと、
意外と「2つとも同じものだと思ってた!」という答えが返ってきます。
一般的に「こま切れ」とは、肉を整形する際に出るさまざまな部位の切れ端を集めた商品を指します。
そのため、厚さや大きさもバラバラにカットされており、部位に拘らない炒め物などに使用されます。
一方、「切り落とし」は特定の部位の肉をスライスした際に出る切れ端の商品を指します。
すき焼きなど「特定のお肉を使う料理」で用いられるのがこの切り落としです。
続いてはステーキの豆知識です。
ステーキの焼き加減の由来は「ゆで卵の茹でかた」!

お店でステーキを注文する際、焼き加減に
「レア(rare)」「ミディアム(medium)」「ウェルダン(well-done)」などの呼び方を目にしますよね。
実はこの中でも「レア」と「ウェルダン」という言葉は、
卵のゆで加減を表現した言葉に由来するそうです。
レアという言葉は、「半熟卵」という意味があります。
古期英語と呼ばれる昔の英語の語源を調べてみると、rareは半熟卵としての意味があることがわかります。
一方でウェルダンは、硬ゆで卵を指す「well(正しく)done(調理された)」が由来だそうです。
卵と同じく肉も加熱時間が長くなるほど固くなるため、同じ呼び方ができるのですね。
「A5ランク」って何?牛肉の格付けとは?

精肉店や焼肉屋では、よく「A5ランク」などの表示を目にしますが、
このランクにはどのような意味があるのでしょうか。
牛肉の格付けは、「歩留等級」と「肉質等級」に分かれています。
A5ランクの「A」の部分は歩留等級と呼ばれ、アルファベットで3段階評価されます。
これは「その牛からどのくらい商品となる牛肉が取れるのか」を評価したランクです。
味に関係なく、多く取れるほど評価が高くなります。
AからCの3段階があり、Aが最高ランクとなっています。
一方、数字の部分は肉質等級と呼ばれ、1~5の5段階で評価されます。
評価項目は「牛肉の色沢」「牛肉の締まりときめ」「脂肪の色沢と質」
「脂肪の入り具合」の4つを総合的に評価したものです。
以上、豆知識をいくつか紹介しましたが、どこまで知っていたでしょうか。
おもわずへぇーとなるような知識も身についたことと思います。
Lesson2では牛肉について様々な角度から理解を深めてきました。
続いてのLesson3では、豚肉についてしっかり学んでいきましょう。